インデックスはタイミング投資には不適切だと薄々感じている。
インデックスは大雑把にいうとご存じの通り、複数の投資先の平均のリターンを得られる。
それに対して、個別株は一企業や業界、国、世界の動向にも左右される。
インデックスより個別のほうが振れ幅が大きくなるのは自明の理。
つまり、個別株は本来の実力よりも株価が下がることが往々にしてあり、タイミング投資と親和性が高い。
インデックスはそういった個別株の事情を全て内包しているので、結果として振れ幅は個別株よりも小さくなる。
振れ幅が小さくなると実力以上に下がる機会も減る。
実力以上に下がるのは○○ショックの時だろう。
下落に耐えられず、売らなくてもいい株まで売られ、数学的には有り得ない確率の下落が現実に起こる。
人間が介入しているので、計算ではじき出された数字以上の変化が起きる。
だが、その○○ショックは待ってもなかなか起きない。
その間にインデックスは右肩上がりの上昇を生む。
インデックスの本質を今まで見誤り、タイミング投資を狙っていたのは大きな間違いだった。
という事で、今月中に一般NISA枠を使い切ることを決めた。
今月中にしたのはタイミング投資家としての矜持。
コメント