先日、投資と筋トレの共通点を挙げた。
今回は投資家が筋トレを行うことのメリットを挙げていこうと思う。
エンゲル係数の低下
筋トレを続けていく過程で日常の食事にも影響が出てくる
単純なカロリー収支から始まり、三大栄養素(蛋白質、糖質、脂質)のバランスが気になり、家庭での食事は当然の事ながら、外食時にまでやれこれは脂質が多い、やれこれは糖質が多い等文句を言い始めたら重症患者だ。
プロテイン信者を卒業して気付けば薬剤師ばりにサプリメントの調剤を始める。
これは誰もが通る道だ。(戒め)
食事に気を遣うようになるのは悪いことでは無い
同世代はまだまだ健康診断が挨拶代わりになってはいないし、気を付けるのは体重ぐらいで好きなものを好きなように食べてる人が多い。
一足先に健康を意識した食事の観点が得られるのは、長い人生を過ごす為のアドバンテージになる。
筋トレ愛好家の食事は質素になる傾向がある。
鶏のささみや胸肉、ブロッコリーあたりが有名どころ。
私は食事の楽しみを大切にしているのでそこまでストイックにはなれないが。
それでも、朝食はプロテイン少々にオートミール、牛乳、アーモンド等の豆類
昼食はプロテインのみか明太子スパゲティのルーチン。
食事を楽しみつつ朝食と昼食の食費は安上がりに済む。
メンタル面
かねてよりメンタル面の重要性を主張してきたが、筋トレでメンタル面を強化出来る。
高重量を扱ったり追い込んだりするのは肉体的にも精神的にも苦しい。
自ら苦しい状況を作り出し、それに打ち克つことで他の場面でも打たれ強い人間になれる。
筋トレを極めれば相場の下落時にも動じない仏の様な心が得られるだろう。
私はまだその領域には達していないようだ。
計画性が身に付く
筋トレは無計画に行うのは勿体無い。
トレーニング内容だけでなく栄養・休養まで意識を向けることで最小の労力で最大の成果が得られる。
計画といっても、計画に縛られる程になるのはお薦めしない。
筋トレに人生捧げてますレベルの人は別として、なかなか続かないからだ。
- どのくらいのペースで通えば無理なく続けられるのか、あるいは部位ごとに何日サイクルでトレーニング出来るのかといった計画。
- きっちり量るのが理想だがそこまで出来なくても漠然とでも良いから食事で摂ったカロリーやPFCバランス、体重の推移を把握する。
この辺りは自然と身に付いてくるはずだ。
投資でも家計の収支や想定リターン、目標を達成するまでの青写真を描くことは重要だ。
投資家のヒエラルキーは投資で得られたリターンで決まる。
筋トレをすれば札束での殴り合いに負けても物理で制することが出来る。
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