東証一部2191社のうち664社がプライム基準に未達

投資ニュース
東証:市場一部銘柄2191社のうち664社がプライム上場基準に抵触
東京証券取引所は9日、市場第1部に上場する2191社の企業のうち、約30%に当たる664社が来年4月の再編で最上位となる「プライム市場」に上場するための基準を満たしていないと資料で明らかにした。

2022年4月4日に市場区分見直しが行われる。

現在の一部・二部・マザーズ・ジャスダックからプライム・スタンダード・グロースの三つに整理される。

本日の東京証券取引所の発表に依ると、約2,200社の一部上場企業のうち3割が新基準に抵触するとのことだ。

以下が現状の一部指定基準。

上記を見ると分かるのだが数値上は変化は殆ど無いものの、どうして3割もの会社がプライム市場の基準に抵触するのかというと上場廃止基準が緩いからだ。

上の基準さえ満たしていれば上場廃止にはならないので、一部だがプライム以降時に引っかかる会社が続出する訳だ。

日本個別株を持っている人はプライムに移行出来るかどうかは確認した方がいいかもしれない。

プライムから外されると、インデックスから外されて株価が低迷する公算が大きいからだ。

コメント