密輸というと非合法なお薬や武器が取引されるイメージ。
グラム当たりの単価が異様に高いお薬は、末端価格で換算すると莫大な額になり、ニュースで報道される度に非常識な金額が流れる。
非合法な物は当たり前だが正規の手段で運ぶことしか出来ず、必然的に密輸という手段になる。
そんな密輸の対象にグラフィックボードが仲間入りした。
Hong Kong Customs Busts GPU Smugglers, Seizes 300 Nvidia CMP 30HX GPUs
The green gold
香港の会場警察が密輸漁船を発見し、密輸業者は逃走したが漁船の中から300枚に上るNVIDIA製のグラフィックボードを発見したとのこと。
察しの良い方はお気付きだと思うが、暗号資産相場の上昇が関係している。
グラフィックボートは暗号資産のマイニングに使われており、暗号資産の相場が軒並み上昇しているのでマイニングの為にグラフィックボードの需要が高まり価格が高騰しているのだ。
合法で捌ける物を密輸という形で運ぶのは押収の危険性を考慮しても合法手段よりも利益が望めるということ。
安価で大量に仕入れたい何者かが背後にいるのだろうか。
真相は不明だが、暗号資産熱の高まりはまだまだ収まることを知らないことがこのニュースからも窺える。
ビットコインは高止まりしているが、更なる上昇が見込めるのか。
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