理想のアセットアロケーションは株式100%だ。
オレンジが先進国株式の年次毎のリターン。
赤が新興国。
グレーが不況に強いと言われる債券。
小豆色が値動きが荒ぶっている原油。
グリーンがREIT。
鶯色が金。
10年分のデータでもそれぞれの傾向が出て興味深い。
米国株界隈ではシーゲル教授の過去200年にわたる株式・債券・金・現金グラフが有名だが、そこでも圧倒的な右肩上がりを見せるのが株式。
切り取る区間に依って、リターン率は変化するものの長期投資における株式の優位性は揺るがない。
結論は株式100%のアセットアロケーションが投資の最適解となる。
しかし、現金が0%になるとクレジットカードの決済や日常の支出等で支障が出る。
また、株価が下がったときの押し目買いも捨てがたい。
そこで利用するのがレバレッジだ。
現金の額だけ、レバレッジを利かせた商品を買って擬似的に株式100%を作り出すのだ。
例えば、金融資産が1,000万円で現金を100万円確保している場合
- 850万円をレバレッジ無しの株式に充てる
- 50万円をレバレッジ3倍の商品を購入する(例:SPXL=S&P500のレバレッジ3倍のETF)
- レバレッジが3倍=50万円*3=150万円分の株式を所有していることと同じ
- 850万円+150万円=1,000万円で無事に株式100%のアセットアロケーション完成
現金は確保しつつも株式に100%投資しているのと同じであるので、攻守ともに優れた投資法だ。
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