年収が増えると金銭感覚が狂うという話は時折耳にする。
果たして、これは本当だろうか?
一般的には事実だろうが私の場合は否だ。
数年前に仕事が追加され年収は約7倍になった。
7倍とは言っても元が低すぎた訳で、現在でも一千万円プレイヤーには届いていない。
ともあれ、年収が一気に増加したことには違いない。
さて、年収が増加したことにより金銭感覚が狂ったかと言えばそうでもない。
毎月の支出で仕事に付随して増加した出費があるのは間違いないが、それ以外の部分、例えば趣味に費やすお金や外食時の店の価格帯が上がったかと言えばこれも否である。
未だにコンビニに寄って何かを買うことも無い。
割高なコンビニで買うよりかはスーパーやディスカウントストア、ドラッグストアで買うしそもそも小腹が空いたから何か食べようと思う事すらない。
自動販売機で飲み物を買うことも無い。
出掛ける時の飲み物は持参する時は、貰い物で少しずつ貯めておいたものを持っていく。
仕事の時の昼食はプロテインで済ます。
友人との食事は流石にプロテインでは無くて、相手に合わせるが。
趣味も特にお金が掛かるものではなくランニングは半年に一度のシューズや擦り切れるウェアだったり、筋トレはジムの月会費とサプリメントや食事兼のプロテインだったりとそこまで掛からない。
それ以前に、この趣味は年収が増加する前と中身も殆ど変わっていない。
年収が増えたからといってウェアがブランドになることもプロテインが高品質になることも無かった。
読書も図書館でこれも以前と変わらない。
年収が増加する前と後で、金銭感覚は変わっていない。
恐らくは私の性格上、目標としている資産一億円を達成する迄、金銭感覚は変わらないのではと思う。
目標を達成する事に喜びを感じ、今までは自分がやってみたいこと叶えてみたいことは挑戦してきた。
目標を達成しないうちに、その目標から遠ざかる行動には抵抗を覚えるのだ。
自分の事ではあるがこういった感覚は投資家にとってプラスにはなれどマイナスにはならない資質だと思う。
コメント